
ミノタブは育毛剤ではない?

ミノタブとは
有効成分ミノキシジルというと外用薬が一般的に知られていますが、ミノタブとは内服薬(タブレット型)でミノキシジルタブレットのことです。
ミノタブの歴史
ミノキシジルとは、育毛剤として開発された薬ではありません。
もともと高血圧患者に対して血管を拡張することで血圧を下げる降圧薬として使われていましたが、副作用で多毛症になる人が多かったことがきっかけに育毛薬として有効だと判明しました。
ミノキシジルの内服薬は副作用のリスクが高いため、1980年代にアメリカのファイザー社は育毛剤として副作用のリスクが低いミノキシジル2%溶液をロゲイン(外用薬)として発売しました。
ミノキシジルタブレットは育毛薬として服用している人が多数いますが、現在でも降圧剤であって育毛薬ではありません。
ファイザー社はミノキシジルタブレットを育毛剤とは謳ってはいません。
ミノタブは「ロニテン」のジェネリック薬
1970年代に高血圧患者に降圧剤としてはじめて出たのがファイザー社の「ロニテン」。
このジェネリック薬がミノキシジルタブレット(ミノタブ)です。
ミノキシジルを主成分とした内服薬の種類(5~10%配合)
・ノキシジル
・ロテニン
・ロニタブ
・ミノキシジルタブレットなど
ミノタブの効果とリスク
ミノキシジルはフィナステリドとは違い毛母細胞に直接働きかけて細胞分裂を活性化させ、発毛を促進する作用があることや血流を良くして頭皮の血管まで栄養を行きわたるようにすることから、フィナステリドの効果が出にくいとされる生え際やM字部分の薄毛改善にも効果が期待できると言われています。
内服薬は外用薬(塗布タイプ)より効果があるので服用する人が多いのは事実ですが、当然ながらその分副作用のリスクも高まります。今では、フィナステリドを有効成分とする薬よりもAGA抑制効果が得られるデュタステリドを有効成分とするAGA治療薬も処方しております。
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ミノタブの副作用
様々な副作用で重篤な症状も出る可能性にも注意が必要です。
医師の指導のもとに使用することをおすすめします。
・多毛症(全身の体毛の増加)
・血圧低下
・心拍数の増加
・むくみ
・初期脱毛
・ED(勃起不全)や性欲減退
・吐き気嘔吐
・皮膚疾患など
ミノタブは育毛剤としての認可はされていません
現在育毛剤としてFDA(アメリカ食品医薬品局)に認可されているのは、ミノキシジル外用薬(ロゲインなど)とフィナステリド内服薬(プロペシアやジェネリック)、デュタステリド内服薬(ザガーロやジェネリック)です。
ミノキシジル主成分の内服薬を育毛剤として認可している国はまだありません。
育毛剤が認可されている国
ミノキシジル外用薬(ロゲインなど)世界100か国以上
フィナステリド内服薬(プロペシアやジェネリック)世界60か国以上
デュタステリド内服薬(ザガーロやジェネリック)日本と韓国のみ
内服してはいけない方
・ミノキシジルにアレルギーがある人
・高齢者
・人工透析をしている人
・血圧の疾患がある人
・腎臓、心臓疾患、肝機能障害のある人
・未成年
・女性
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