デュタステリド錠「明治」とは?
Meiji Seika ファルマのザガーロジェネリックの基本情報を医師が解説【医師監修】

更新日:2026.06.06

本記事はAGA治療の専門医院として23年以上の実績がある、リブラクリニックが制作したものです。

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AGA(男性型脱毛症)治療で先発医薬品ザガーロを使っているけれど、お薬代の負担を抑えつつ、信頼できる国内メーカーの薬に切り替えたい。

そんなときに候補に挙がるのが、Meiji Seika ファルマ株式会社が製造販売する後発医薬品、デュタステリド錠0.5mgZA「明治」です。

ただし「ジェネリックでも効き目は変わらないのか」「先発品のカプセルから錠剤に変えて使い勝手はどう変わるのか」と気になる方は少なくありません。

本記事では、デュタステリド錠「明治」の臨床データから見た効き目、錠剤化された製剤の特徴、そしてリブラクリニックでの処方価格まで順番に解説し、納得して切り替えられるよう判断材料を整理しました。

この記事の重要ポイント
  • 「明治」はザガーロと臨床的に同等で価格はおよそ半額の国内正規ジェネリック
  • 先発品の大型カプセルを直径7.1mmの小型フィルムコーティング錠に置き換え
  • 当院では1箱30錠6,000円、5箱まとめ買いで1箱あたり5,500円

この記事の監修者

甲斐沼 明(かいぬま あきら)

昭和48年3月京都府立医科大学卒業、昭和54年5月医師免許取得。東京逓信病院、いばらき健康管理センターを経て、令和6年8月リブラクリニック目黒院入局(非常勤)。
前任の日髙士郎先生からの要望を受け、令和7年12月よりリブラクリニック目黒院院長に就任。長年の臨床経験を活かし、ED治療・AGA治療に取り組む。
目次※知りたい情報をクリック

    Meiji Seika ファルマのデュタステリド錠「明治」とは?基本情報と承認内容

    デュタステリド錠0.5mgZA「明治」は、AGA(男性型脱毛症)治療向けの後発医薬品です。明治グループの医療用医薬品事業を担うMeiji Seika ファルマ株式会社が製造販売しています。

    先発医薬品ザガーロカプセルと同じ有効成分デュタステリドを1錠あたり0.5mg含み、5α還元酵素(男性ホルモンの代謝に関わる酵素)の1型と2型を阻害して男性型脱毛症の進行を抑える目的で使われます。

    先発品は大型の軟カプセルでしか流通していませんが、本剤は錠剤として独自に開発されています。

    国内大手「明治のお薬」が支える品質管理体制

    Meiji Seika ファルマ株式会社は、1946年のペニシリン製造開始から約80年にわたって、国内の抗菌薬事業を支えてきた歴史を持ちます。

    「ジェネリック医薬品は先発品より品質が劣るのではないか」と不安に感じる方は少なくありません。当院でも、ザガーロからの切り替えを考えている患者さんから同じご質問をいただくことがあります。

    Meiji Seika ファルマは国民的ブランドである『明治のお薬』として、後発医薬品でも先発品と同じ品質基準を満たす正規医薬品を製造販売しています

    本剤は2022年1月に販売を開始しており、厚生労働省の承認(承認番号30300AMX00465000)を受けた医療用医薬品です。販売元はグループ会社のMe ファルマ株式会社で、製造販売元と販売元はいずれも東京都中央区京橋に所在しています。

    販売名の「ZA」の意味と、0.5mg規格を選ぶ理由

    販売名末尾の「ZA」は、先発品ザガーロ(Zagallo)を標準製剤として開発されたAGA向けジェネリックを示す識別記号です。

    正式な販売名は「デュタステリド錠0.5mgZA「明治」」と表記されます。

    デュタステリドという成分は、AGA治療薬のザガーロ(0.5mg)だけでなく、前立腺肥大症治療薬のアボルブ(0.5mg)にも使われています。

    両者は適応疾患も処方される医療機関も違うため、医療現場で取り違えが起きないよう、AGA向けのジェネリックには「ZA」というザガーロ標準を示す記号が付けられています。

    「ZA」が販売名に入っていれば、AGA治療向けに開発されたデュタステリド製剤だと判別できます。

    デュタステリド錠0.5mgZA「明治」の錠剤シート・錠剤

    デュタステリド錠0.5mgZA「明治」の錠剤シート・錠剤

    なお、本剤は錠剤の表面に「MS 127」、裏面に「0.5」と刻印されており、調剤時の取り違えを防ぐ識別コードが付いています。

    ザガーロとアボルブの違いについては、別記事でくわしく解説しています。

    関連記事:ザガーロとアボルブの違いとは?AGA治療での適切な選び方を専門家が解説【医師監修】

    関連記事:ザガーロ(デュタステリド)の効果や副作用、服用方法と注意点を解説【医師監修】

    先発品ザガーロと同等だと確かめた試験データ

    デュタステリド錠0.5mgZA「明治」と先発品ザガーロカプセル0.5mgの生物学的同等性試験データ比較。AUC・Cmaxとも90%信頼区間がガイドライン基準内に収まり、薬物動態が同等

    ジェネリック医薬品として承認されるには、先発品と同じ薬物動態であることを生物学的同等性試験(体内で同じように吸収されるかを確かめる試験)で示す必要があります。

    デュタステリド錠「明治」も、健康な成人男性77名を対象にクロスオーバー法(同じ被験者に先発品と後発品を時期をずらして両方服用してもらう方法)で、空腹時の単回服用試験を実施しています。

    主要な指標であるAUC0-72hr(体内に吸収された薬物量の指標)は、明治の錠剤が61.23±24.61 ng・hr/mL、ザガーロカプセルが61.36±22.90 ng・hr/mLとほぼ同値でした。最高血中濃度(Cmax)も、明治が3.08±1.02 ng/mL、ザガーロが3.62±1.25 ng/mLで近い値です。

    AUC・Cmaxとも90%信頼区間(統計学的なばらつきの幅)がガイドラインの基準であるlog(0.80)〜log(1.25)の範囲内に収まり、2剤の体内での動き方は統計学的に同等だと公的に認められています。

    参考:デュタステリド錠0.5mgZA「明治」 添付文書・インタビューフォーム|PMDA

    血中濃度の動きが先発品と同じであれば、頭皮に作用する有効成分の量も変わりません。先発品と同じ治療効果が、より安価なジェネリックでも得られる根拠になります。

    先発品ザガーロとデュタステリド錠「明治」の違いとは?

    ザガーロと「明治」の最大の違いは剤形です。先発品が長楕円形の軟カプセルなのに対し、「明治」は直径7.1mmの小型フィルムコーティング錠として独自に開発されています。

    剤形の違いは、毎日の服用感、家族と暮らす家庭での扱いやすさ、外出先での持ち運びやすさといった日常的な使い勝手に直結します。ここからは錠剤化のメリットを3つの点から見ていきます。

    大型カプセルから直径7.1mmの小型錠剤へ

    先発品ザガーロカプセル(長径19.3mm)とデュタステリド錠0.5mgZA「明治」(直径7.1mm)のサイズ比較。明治の錠剤は質量135mgでサプリ感覚のコンパクトサイズに小型化

    先発品ザガーロは長楕円形の軟カプセル剤で、サイズが大きく飲み込みにくいと感じる方が一定数います。当院でも「ザガーロを噛まないと飲み込めない」「喉に引っかかる感覚がある」とご相談いただくことがあります。

    明治の錠剤は直径7.1mm、厚さ3.3mm、重量135mgと、サプリメントの一般的なサイズに近いコンパクトな錠剤です。色は淡紅色で、フィルムコーティングが施されています。

    カプセル剤と錠剤では、口に入れた瞬間の質感や喉を通る感覚が大きく違います。飲み込みやすさを重視する方には、当院では『明治』の錠剤への切り替えをおすすめしています

    なお、フィルムコーティングは噛んだり粉砕したりすると壊れます。本剤を分割・粉砕せず、そのまま水で飲み込んでください。

    女性や家族が成分に触れにくいフィルムコーティング

    デュタステリドは皮膚からも吸収される性質があり、女性(特に妊娠中・妊娠の可能性がある方)や小児が成分に触れることは禁忌(絶対にしてはいけないこと)です。

    添付文書にも「本剤は経皮吸収されることから、女性や小児は粉砕・破損した薬剤に触れないこと」と明記されています。

    カプセル剤は中身が液状なため、物理的な圧力や熱で液漏れが起きるリスクがゼロではありません。一方、明治の錠剤は表面全体に高度なフィルムコーティングが施されており、有効成分が指や手のひらに直接触れません

    ご家族と暮らしている方は、PTPシートのまま保管し、家族(とくに女性や小児)が薬に触れないよう管理してください。誤って粉砕・破損した薬剤に触れた場合は、直ちに石けんと水で洗い流す必要があります。

    妊活中・パートナーに妊娠の可能性がある方は、保管・廃棄のときも周囲への接触に気を配ってください。

    関連記事:プロペシア(フィナステリド)の服用で奇形児が生まれる?妊活への影響について解説【医師監修】

    ピルケース運用や持ち運びに向く錠剤の扱いやすさ

    カプセル剤は、夏場の高温多湿な環境でカプセル同士が癒着しやすいという弱点があります。サプリメントなどと一緒にピルケースに入れて持ち歩くと、形が変わってしまうこともあります。

    明治の錠剤は室温保存で有効期間3年が確保されており、フィルムコーティングのおかげで湿度や物理的な圧力にも比較的強くなっています。

    PTP包装(10錠×3、計30錠)で乾燥剤入りの状態で供給されるため、未開封のまま保管していれば品質を長く保てます。出張や旅行で家を空けることが多い方も、錠剤ならピルケースに小分けしても扱いやすい剤形です。

    ただし、PTPシートから取り出してしまうと品質保持のための包装が無くなるため、服用直前にシートから取り出すのが基本です。

    リブラクリニックでのデュタステリド錠「明治」の処方価格と選択肢

    リブラクリニックでのデュタステリド錠「明治」の処方価格は、1箱30錠で6,000円です。診察料は初診・再診ともに無料で、かかる費用はお薬代と配送料だけ(お薬代が1万円以上の場合は送料無料)です。

    5箱まとめ買いの場合は27,500円となり、1箱あたり5,500円まで下がります。

    錠剤の明治を選ぶメリットと、カプセルという選択肢

    リブラクリニックでは、先発品ザガーロからジェネリックまで、錠剤とカプセルの両方をそろえています。このうち明治は、Meiji Seika ファルマが錠剤としてのみ製造しているため、当院でも錠剤で取り扱っています。

    錠剤には、嚥下のしやすさ、家族への接触リスクの低さ、保管・持ち運びの容易さといったメリットがあります。飲み込みやすさを重視する方には、当院では明治の錠剤をおすすめしています

    ザガーロからの切り替えで剤形そのものを変えたくない方には、先発品ザガーロや東和薬品のカプセル版も別途ご用意しています。剤形を優先するか、コストを優先するかは、生活スタイルに合わせて選んでいただけます

    ザガーロや他社ジェネリックと比較した処方価格

    当院では、AGA治療の選択肢として先発品ザガーロと複数メーカーのジェネリックをそろえています。価格は以下の通りです。

    AGA治療薬価格
    ザガーロカプセル0.5mg(グラクソ・スミスクライン)・10,500円(1箱30カプセル)
    ・50,000円(5箱150カプセル)※1箱あたり10,000円
    デュタステリド錠0.5mgZA「明治」(Me ファルマ)・6,000円(1箱30錠)
    ・27,500円(5箱150錠)※1箱あたり5,500円
    デュタステリド錠0.5mgZA「トーワ」(東和薬品)・5,500円(1箱30錠)
    ・25,000円(5箱150錠)※1箱あたり5,000円
    ※PTP30錠包装のみ取扱(90錠バラ包装は取扱なし)
    デュタステリドカプセル0.5mgZA「トーワ」(東和薬品)・7,000円(1箱30カプセル)
    ・32,500円(5箱150カプセル)※1箱あたり6,500円

    先発品ザガーロは1箱30カプセルで10,500円、1錠あたり350円です。これに対し明治の錠剤は1箱30錠で6,000円、1錠あたり200円。先発品から切り替えると月々の負担が4,500円下がり、5箱まとめ買いなら1箱あたりの差は4,500円になります。

    1年間続けた場合の差額はおよそ5万円、3年続ければ約16万円の節約です。AGA治療は数ヶ月から数年続けるのが前提のため、長期的なコスト差は思った以上に大きくなります。

    同じ錠剤版のジェネリックである「トーワ」と比べると、明治のほうが1箱あたり500円高くなります。「明治」のブランドへの信頼を取るか、より安価な「トーワ」にするかは、ご自身で決めていただけます。

    なお、デュタステリドには肝機能障害・黄疸などの副作用が報告されています。服用中に気になる症状があれば、すみやかに当院にご相談ください。

    関連記事:ザガーロとデュタステリド錠/カプセルの違いとは?価格・効果・安全性を比較解説

    海外製ジェネリックや個人輸入を避けるべき理由

    ザガーロやデュタステリドは、オンラインで「海外製ジェネリックを安く購入できる」とうたう通販サイトもあります。こうした薬は、国内承認品と違い、安全性を確かめる仕組みがありません。

    国内で承認されていない海外製医薬品には、有効成分の量にばらつきがあったり、製造管理が行き届いていなかったりするリスクが報告されています。

    海外から仕入れて処方する一部のオンラインクリニックも同様で、利用者が「日本国内のクリニックで処方を受けたから問題ない」と思い込みやすいため注意が必要です。

    もう一つ大切なポイントがあります。万が一重い副作用(肝機能障害など)が起きても、国の医薬品副作用被害救済制度を使えません。

    『医薬品副作用被害救済制度』について詳しくは下記サイトをご覧ください。

    参考:医薬品副作用被害救済制度 | 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構

    デュタステリドの通販リスクのくわしい解説は、別記事でまとめています。

    関連記事:デュタステリドを通販で購入|リブラクリニック

    費用を抑えつつ品質も守るなら、国内で承認された正規医薬品をクリニックで処方してもらうのがいちばん現実的です。

    デュタステリド錠「明治」は、厚生労働省の承認を受けた国内正規ジェネリックです。国内大手「明治のお薬」ブランドが供給しており、この条件をきちんと満たしています。

    スマートフォン完結のフォローと院内処方の流れ

    リブラクリニックでは、目黒院・新宿院での対面診療のほかに、スマートフォンひとつで予約から診察、お薬の配送まで終えられる仕組みも整えています。

    来院が難しい方や、人目を気にせず治療を続けたい方に選んでいただいている診療スタイルです。

    お薬の配送時には、送り主名を「L商品センター」、品名を「サプリメント」に変えることもでき、家族や同居人に中身が伝わりにくい工夫ができます。お支払い方法はクレジットカード、銀行振込、代金引換の3種類に対応しています。

    お受け取りに不便がある場合は、佐川急便またはヤマト運輸の営業所留めも選べます。配送料は別途かかりますが、お薬代が1万円以上になる場合は送料無料です。

    来院をご希望の方は予約不要・保険証不要で、診察後は院内処方のため約5分でお薬を受け取れます。ザガーロから『明治』への切り替えを検討中の方は、当院にご相談ください

    AGA治療の継続中に剤形を変えるタイミングや、肝機能などの注意点もあわせてご説明します。AGA治療やデュタステリド錠「明治」の処方について不明な点があれば、診察時にお声がけください。

    まとめ:飲みやすさと信頼性を両立するデュタステリド錠「明治」

    デュタステリド錠「明治」は、試験データで先発品ザガーロとの同等性が確認された国内正規の後発医薬品です。Meiji Seika ファルマが作る小型フィルムコーティング錠で、飲み込みやすく、家族への成分の触れにくさも備えています。

    リブラクリニックでは、1箱30錠6,000円(5箱まとめ買いで1箱5,500円)で処方しています。長く続ける治療だからこそ、まずは1箱から試して、ザガーロからの切り替えで負担が減るかをご確認ください。

    当院で取扱の薬品

    当院では国内正規品の東和薬品株式会社のデュタステリド錠/カプセル0.5mgZA「トーワ」と、Me ファルマ株式会社のデュタステリド錠0.5mgZA「明治」を処方しております。処方や服用方法に関して詳しくは下記ページをご覧ください。
    当院で取扱のデュタステリド錠/カプセル(ザガーロジェネリック)(東和薬品株式会社/Me ファルマ株式会社)

    また、もちろん先発医薬品であるザガーロも取り扱いしており、国内正規品のグラクソ・スミスクライン株式会社のザガーロカプセルを処方しております。処方や服用方法に関して詳しくは下記ページをご覧ください。
    ザガーロ(デュタステリド)の効果や副作用、服用方法と注意点を解説【医師監修】

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    当院では初診料・再診料ともに診察料は一切いただいておりません。患者様にご負担いただく費用は、処方するお薬の代金のみです。
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    3 国内正規品のみの取り扱いで
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    また、すべての治療薬を「1錠」から処方可能、低価格の治療薬では450円からご用意しておりますので、初めて治療される方や、ご自身に合う薬を試したい方も、無駄なく安心してお試しいただけます。

    4 院内処方で5分で薬が
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    診察が終了しましたら、会計後にその場で直接お薬をお渡しする「院内処方」を採用しています。概ね5分程度で薬を受け取ることができ、院外の調剤薬局へ足を運ぶお手間や時間を取らせません。

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