
プロペシア服用の注意点

1日1回、服用してください。
プロペシアは継続した服用の上で、効果が見込めます。
プロペシアは1日1回1錠と用法が定められております。
効果が現れるまで数ヶ月程度の期間が必要ですので、継続的な服用を心がけましょう。
飲酒後の服用は問題ありませんが、場合によって副作用が顕著に発現する心配があるため、飲み過ぎた後の服用には注意が必要です。
プロペシアの服用はいつがいいですか?という質問をよく受けますが、プロペシアの服用は何時でも問題ありませんので、可能な限り時間を決めて同じ時間帯に服用することをおススメいたします。また、6ヵ月服用しても抜け毛の進行が遅くならない場合は、医師にご相談ください。
プロペシアよりもAGA抑制効果が得られるデュタステリドを有効成分とするAGA治療薬も処方しております。
女性は服用しないでください。
プロペシアは女性には効果が認められておりません。妊娠中あるいは妊娠している可能性のある方及び授乳中の方は絶対に服用しないでください。
妊娠中の方がプロペシアを服用すると、男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼすおそれがありますのでご注意ください。

プロペシアを割って服用しないでください。
プロペシアは割らずにそのまま服用してください。妊娠中の方が粉砕されたプロペシアに触れて有効成分が体内に吸収されると、男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼす恐れがあります。
また、プロペシアを割って服用した場合の安全性・有効性も保証されておりません。
通常のプロペシアはしっかりコーティングされていますので、普通の扱いをしていれば、有効成分に触れることはありません。

肝機能に障害のある方は医師に相談してください。
プロペシアは肝臓で代謝されるお薬です。 服用中に肝機能異常がみられた報告があるため、肝機能に障害のある方は、プロペシアを処方時、医師にご相談ください。
プロペシアを家族や他人にあげるのは厳禁です。
プロペシアの服用には必ず医師の診断のもとに処方を受けることが必要です。処方されたプロペシアを家族や他の人にあげることは絶対にやめてください。
20歳未満での安全性および有効性
プロペシアの20歳未満での服用は、安全性及び有効性が確立されておりませんのでおやめください。
プロペシアの副作用
プロペシアの副作用として、勃起機能不全(1%未満)や性欲減退(1%~5%未満)があります。また、場合によっては肝機能障害があらわれることもあります。
まれに、全身倦怠感などの肝機能障害の症状があらわれる可能性があります。 このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
その他
前立腺がんの検診を受ける予定のある方は、検査を実施される医師にプロペシアを服用していることをお知らせください。
プロペシアは、前立腺がん検査で測定されるPSA値を約50%低下させることが知られています。 従って、測定したPSA濃度を2倍した値を目安として評価してください。
また、プロペシアを服用中の方は献血ができません。献血をする場合は、服用中止後1カ月以上、間を空けてください。
献血時に記入する問診票において、直近1ヵ月以内のプロペシア服用の有無を確認する項目があります。
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