女性用バイアグラ

女性用バイアグラ

■男性のED、女性は?

EDで悩んでいて、このホームページを訪れた方なら(セックスがしたい)という前提でバイアグラについて知りたいとお考えでしょう。

当たり前の話ですが、セックスはパートナーがいることで成立するものです。

そもそもEDとは、性交をするのに十分な勃起ができない、または維持できないことで、性生活を楽しみたい方にとっては切実な悩みです。

一方で、こんなことを考えたことはありませんか──男性が勃起不全で満足な性交ができないでいるのと同様に、女性にだって同じようなことは起きないのか。もし女性がバイアグラを服用したらどうなるのか。女性用のバイアグラは存在するのか……など。

■女性用バイアグラ「ラブグラ」

女性用のバイアグラは存在します。ですが、服用にあたってはいくつかの問題が存在しますので、その種類や仕組みなどを紹介しましょう。

まずは、男性用ED治療薬と同じ成分シルデナフィル(バイアグラジェネリック)を使っている「ラブグラ」です。

バイアグラと同じ菱形の錠剤で、色はピンク。女性器やその周辺の血流を活発にし、膣内の分泌液の量を増やす──つまり、濡れやすく、感じやすくする効果があります。

※こちらの製品は当院ではお取り扱いしておりません。

■男性用バイアグラの仕組み

成分は同じですが、男女で性器の仕組みが違うわけですから、効果の過程も異なります。

ご存知ない方のために、男性用のバイアグラが、どのように効くのか説明しましょう。

男性の陰茎の中には海綿体というスポンジ状の器官があり、視覚などで性的興奮を覚えた際に血液が送られて大きく、硬くなる──これが、勃起です。

逆に勃起をしていない平時では、海綿体に血液を送りこむ血管が、平滑筋という筋肉でしめられている状態ですので、血液の量が制限されて硬くない状態になっているのです。

平滑筋を緩ませ、陰茎を硬くするのが「cGMP」という物質です。反対に「cGMP」を分解し、勃起を収束させる「PDE5」という酵素も存在します。

性的興奮があるにもかかわらず、勃起を収束させる「PDE5」が優勢になってしまうことで、うまく勃起ができない──これがEDの一因となっており、バイアグラの成分であるシルデナフィル(バイアグラジェネリック)は「PDE5」の働きを阻害することで、勃起を起きやすくさせるのです。

■女性用バイアグラの仕組み

同じシルデナフィル(バイアグラジェネリック)が成分にある女性用の「ラブグラ」は、どのように効いていくのか。

これも男性器と同じように血流をよくする作用がありますから、女性器周辺の血行が促進されることで、膣からの分泌液が増加──濡れやすく感じやすくなるわけです。

ただ、男性のEDと同様に、勃起不全は血流だけの問題だけでないケースも多く、精神的なストレスから分泌液が減少し、感じにくくなることもあり得ます。

性的刺激を受けても分泌液が少ないことから性交痛を感じ、セックスそのものが嫌になって、さらに不感症になることも考えられます。

パートナーとのセックスが、女性サイドで上手くいかない場合、男性のEDと同じと考えるのは、賢明な判断とは言えません。

■女性用バイアグラは入手できる?

それでも、女性用バイアグラを試してみたい。男女とも充実した性生活を送りたいと切実に思う方も多いでしょう。

ですが、女性用バイアグラ「ラブグラ」を入手したい場合、いくつかの問題があります。

まず、服用にあたっては脂肪分の多い物や、アルコールの摂取などに注意が必要となります。これらはシルデナフィル(バイアグラジェネリック)の働きが弱くなるのです。また、血管拡張による鼻づまり、頭痛などの副作用もあります。

そして、ラブグラは日本で未承認の薬であるため、日本のクリニックでは処方されていません。

入手したい場合、インターネットで検索すれば取り扱っている通販サイトを見つけることができますが、偽物が混ざっている場合も……といった問題があるのです。

■「ラブグラ」のほかには?

男性同様に血流をよくする「ラブグラ」以外に、女性の性的欲求を満たす薬は存在しますので紹介しましょう。

性的欲求低下障害の改善目的で作られた「フリバンセリン」。

これは「ラブグラ」とはメカニズムが違っていて、性的欲求を脳内で刺激するドーパミンの分泌を促し、ドーパミンの働きを阻害するセロトニンの分泌を抑え、性的欲求を高めるものです。継続的に服用することで効果を発揮しますが、アルコールと共に摂取すると失神するおそれがあります。

2016年にアメリカで承認された「Vyleesi(バイレッシ)」は、性行為の前に腹部か大腿部に自分で注射するものです。性的欲求障害を改善する効果があると言われていますが、吐き気などの副作用が確認されています。

「フリバンセリン」「Vyleesi(バイレッシ)」ともに、国内では未承認です。

男性のED同様、女性の性的不全もデリケートな問題です。

女性用バイアグラは通販などで入手可能ですが、副作用などもあり、使用にあたっては慎重な判断が必要と言えるでしょう。

バイアグラについての詳細はこちら

この記事の執筆者

リブラクリニック 目黒院 院長 日高 士郎

昭和29年、鹿児島県出身。昭和63年に医学博士取得。
平成22年よりリブラクリニック目黒院院長。ED治療薬、AGA治療薬の推進と適正治療に多数貢献。

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