本記事はED治療の専門医院として20年以上の実績がある、リブラクリニックが制作したものです。
バイアグラをお求めの方は、お気軽にオンライン診療をお申し込みください。個人輸入などで起こる偽物のリスクはありません。来院不要でかかる費用はお薬代のみです。
この記事の監修者
プロフィール
昭和58年3月|東海大学医学部卒業、十仁病院皮膚科、慶和病院副院長を務め、平成16年リブラクリニック目黒院入局、平成22年よりリブラクリニック目黒院院長。ED治療薬、AGA治療薬の推進と適性治療に多数貢献。平成5年に医学博士取得。
座右の名は「努力こそ金なり」、趣味は釣り。
バイアグラの効果
バイアグラによる勃起効果は4~5時間程度持続します。効果が出るまでに、服用してから約30分~1時間で効果が現われるため、また、性的興奮がある場合に作用するため、性行為の約1時間前を目安に服用するとよいでしょう。
注意点として、アルコールはバイアグラの効果を軽減させる可能性があるため、併用しないことで最大限にバイアグラの効果を感じることができます。
バイアグラ1錠中の成分表
バイアグラ錠25mg | バイアグラ錠50mg | |
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有効成分 | シルデナフィルクエン酸塩35.12mg (シルデナフィルとして25mg) | シルデナフィルクエン酸塩70.23mg (シルデナフィルとして50mg) |
一般名 | シルデナフィルクエン酸塩(Sildenafil Citrate) | シルデナフィルクエン酸塩(Sildenafil Citrate) |
分子式 | C22H30N6O4S・C6H8O7 | C22H30N6O4S・C6H8O7 |
構造式 |
バイアグラの添加物
バイアグラに使用されている添加物は医薬品添加物として認められている成分であり、薬を形作るために使用されています。これらの添加物は薬理作用(生体の何らかの変化)を示さないこと、無害であること、有効成分の治療効果を妨げないことを大前提として使用されています。
バイアグラ錠25mg | バイアグラ錠50mg | |
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添加剤 | 結晶セルロース、無水リン酸水素カルシウム、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、乳糖水和物、酸化チタン、トリアセチン、青色2号 | 結晶セルロース、無水リン酸水素カルシウム、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、乳糖水和物、酸化チタン、トリアセチン、青色2号 |
バイアグラ製剤の性状
バイアグラ錠25mg | バイアグラ錠50mg | |
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外形 | ||
識別コード | Pfizer VGR 25 | Pfizer VGR 50 |
色調等 | 青色フィルムコート錠 | 青色フィルムコート錠 |
バイアグラの副作用
バイアグラの副作用には個人差がありますが、約2~3割程度の方に「顔のほてり」「目の充血」「鼻づまり」などが出る場合があります。
これらの症状はバイアグラの血管拡張作用によるもので、 お酒を飲んだ時に顔が熱くなり赤くなるのと同じようなものです。どれも一時的な症状ですのでご安心ください。
その他に「軽い頭痛」「軽い色覚変化」「軽い下痢」などがありますが、これらも一時的なものです。
これらの症状は頭痛薬あるいは整腸剤と一緒に飲めば防げると思います。バイアグラと頭痛薬や整腸剤の併用は問題ありませんのでご安心ください。
その他の副作用
循環器 | |
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1%以上 | 血管拡張(ほてり、潮紅)(5.78%) |
0.1~1%未満 | 胸痛、動悸、頻脈 |
0.1%未満 | 高血圧、不整脈、不完全右脚ブロック、末梢性浮腫 |
頻度不明 | 心筋梗塞*、低血圧、失神 |
精神・神経系 | |
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1%以上 | 頭痛(3.87%) |
0.1~1%未満 | めまい、傾眠、昏迷 |
0.1%未満 | 異常感覚、下肢痙攣、記憶力低下、興奮、緊張亢進、錯乱、思考異常、神経炎、神経過敏、神経症、不安、不眠症、無気力 |
頻度不明 |
肝臓 | |
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1%以上 | |
0.1~1%未満 | AST増加 |
0.1%未満 | ALT増加、LAP上昇、LDH増加、血中トリグリセリド増加、γ-GTP増加、血清リン脂質上昇、血中アミラーゼ増加、血中アルブミン減少、血中ビリルビン増加、総蛋白減少 |
頻度不明 |
泌尿・生殖器 | |
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1%以上 | |
0.1~1%未満 | |
0.1%未満 | 陰茎痛、射精障害、朝立ちの延長、半勃起持続 |
頻度不明 | 勃起の延長、持続勃起、尿路感染、前立腺疾患 |
呼吸器 | |
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1%以上 | |
0.1~1%未満 | 鼻炎 |
0.1%未満 | 呼吸障害、鼻閉、咽頭炎、喘息 |
頻度不明 | 鼻出血、気道感染症、副鼻腔炎 |
筋・骨格系 | |
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1%以上 | |
0.1~1%未満 | 関節痛、筋肉痛 |
0.1%未満 | 骨痛、背部痛 |
頻度不明 |
皮膚 | |
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1%以上 | |
0.1~1%未満 | 発疹 |
0.1%未満 | そう痒症、眼瞼そう痒症、脱毛症、男性型多毛症、発汗、皮膚乾燥、皮膚障害、紅斑 |
頻度不明 |
感覚器 | |
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1%以上 | |
0.1~1%未満 | 眼充血、結膜炎、彩視症、視覚障害 |
0.1%未満 | 眼乾燥、眼痛、屈折障害、光視症、味覚異常、味覚消失、流涙異常、羞明 |
頻度不明 | 霧視、視力低下、網膜出血、網膜静脈閉塞、突発性難聴 |
その他 | |
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1%以上 | |
0.1~1%未満 | CK増加、疼痛、熱感 |
0.1%未満 | BUN増加、インフルエンザ症候群、リンパ節症、血中ナトリウム減少、血中リン増加、体重増加、血中尿酸増加、ウロビリノーゲン陽性、尿中ブドウ糖陽性、尿中赤血球陽性、尿中蛋白陽性、疲労、無力症 |
頻度不明 | 過敏性反応、感染症 |
発現頻度は勃起不全の適応に対するシルデナフィルクエン酸塩錠承認時の国内臨床試験、外国で実施された第Ⅱ相/第Ⅲ相試験、及び使用成績調査の結果に基づいている。
*因果関係は明らかではないが、市販後において本剤投与後に心筋梗塞が発症したとの報告がある。
バイアグラの処方禁忌
次に該当する方はバイアグラの処方ができませんのでご注意ください。(※当院は20歳未満の方への処方は行っておりません。)
1. バイアグラの成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2. 硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤
(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)を投与中の患者
3. 心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる患者
4. 重度の肝機能障害のある患者
5. 低血圧の患者(血圧<90/50mmHg)又は治療による管理がなされていない高血圧
の患者(安静時収縮期血圧>170mmHg又は安静時拡張期血圧>100mmHg)
6. 脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヵ月以内にある患者
7. 網膜色素変性症患者
[網膜色素変性症の患者にはホスホジエステラーゼの遺伝的障害を持つ症例が少数認められる。]
バイアグラ服用における警告
(1)バイアグラと硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)との併用により降圧作用が増強し、過度に血圧を降下させることがあるので、バイアグラ投与の前に、硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤が投与されていないことを明確に医師に報告してください。バイアグラ使用中、バイアグラ使用後もそれらの薬剤が投与されていないかを報告してください。命に係る事態に陥らないためにも必ず守ってください。
(2)死亡例を含む心筋梗塞などの重篤な心血管系等の有害事象が報告されているので、バイアグラ投与の前に、心血管系障害の有無を必ず主治医に確認しておく必要があります。
以下の薬と併用すると体に悪影響を及ぼす危険性があるので受診の際には現在服用している薬の名前が分かるようにしておいてください。
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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硝酸剤及びNO供与剤 ニトログリセリン 亜硝酸アミル 硝酸イソソルビド ニコランジル等 | 併用により、降圧作用を増強することがある。 | NOはcGMPの産生を刺激し、一方、本剤はcGMPの分解を抑制することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介するNOの降圧作用が増強する。 |
アミオダロン塩酸塩 (アンカロン)(経口剤) | アミオダロン塩酸塩によるQTc延長作用が増強するおそれがある。 | 機序不明。 類薬とアミオダロン塩酸塩の併用により、QTc延長があらわれるおそれがあるとの報告がある。 |
sGC刺激剤 リオシグアト(アデムパス) | 併用により、症候性低血圧を起こすことがある。 | リオシグアト投与によりcGMP濃度が増加し、一方、本剤はcGMPの分解を抑制することから、両剤の併用によりcGMPの細胞内濃度が増大し、全身血圧に相加的な影響を及ぼすおそれがある。 |
併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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チトクロームP450 3A4阻害薬(リトナビル、ダルナビル、エリスロマイシン、シメチジン、ケトコナゾール、イトラコナゾール等) | リトナビル、エリスロマイシン、シメチジンとの併用により、本剤の血漿中濃度が上昇し、最高血漿中濃度(Cmax)がそれぞれ3.9倍、2.6倍、1.5倍に増加し、血漿中濃度-時間曲線下面積(AUC)がそれぞれ10.5倍、2.8倍、1.6倍に増加した。低用量(25mg)から投与を開始するなど慎重に投与すること。 | 代謝酵素阻害薬によるクリアランスの減少 |
チトクロームP450 3A4誘導薬(ボセンタン、リファンピシン等) | 本剤の血漿中濃度が低下する。 | 代謝酵素誘導によるクリアランスの増加 |
降圧剤 | アムロジピン等の降圧剤との併用で降圧作用を増強したとの報告がある。 | 本剤は血管拡張作用による降圧作用を有するため、併用による降圧作用を増強することがある。 |
α遮断剤 | ドキサゾシン等のα遮断剤との併用でめまい等の自覚症状を伴う血圧低下を来したとの報告がある。降圧作用が増強することがあるので、低用量(25mg)から投与を開始するなど慎重に投与すること。 | 本剤は血管拡張作用による降圧作用を有するため、併用による降圧作用を増強することがある。 |
カルペリチド | 併用により降圧作用が増強するおそれがある。 | 本剤は血管拡張作用による降圧作用を有するため、併用による降圧作用を増強することがある。 |
バイアグラと食事の影響
健康成人16名にシルデナフィル50mgを食後又は空腹時に単回経口投与し、体内動態に及ぼす食事の影響を検討したところ、シルデナフィルのTmaxは食後及び空腹時投与でそれぞれ3.0及び1.2時間であり、食後投与により吸収速度が有意に減少し、Tmaxが1.8時間延長することが認められました。
Cmaxは食後投与で149ng/mL、空腹時投与で255ng/mLであり、AUC∞はそれぞれ697.5及び806.2ng·hr/mLであり、食後投与によりCmax及びAUC∞は空腹時に比べてそれぞれ42%及び14%有意に減少しました。
Tmax : 最高血中濃度到達時間
Cmax : 最高血中濃度