ED治療薬を処方してもらうには?
薬の種類の比較や効果の違い、
保険適用について解説

自分はEDかもしれないと感じ、ED治療薬を入手する方法が気になっている方もいるでしょう。ただ、具体的にどこからがEDなのかはっきりしないまま悩んでいる方も多いかもしれません。

ED治療薬はEDの症状を改善させるための薬です。効果は種類により異なり、また処方には医師の診断が必要となります。

本記事では、ED治療薬の詳細とともに、EDとはどのような状態かなど、ED全般について医師監修のもとに解説します。

この記事の監修者

プロフィール

昭和58年3月|東海大学医学部卒業、十仁病院皮膚科、慶和病院副院長を務め、平成16年リブラクリニック目黒院入局、平成22年よりリブラクリニック目黒院院長。ED治療薬、AGA治療薬の推進と適性治療に多数貢献。平成5年に医学博士取得。
座右の名は「努力こそ金なり」、趣味は釣り。

目次※知りたい情報をクリック

    ED治療薬にはどのようなものがあるのか

    ED治療薬には、ジェネリックを含め、いくつかの種類があります。以下はおもな5種類の特徴を表でまとめたものです。

    バイアグラ
    バイアグラジェネリック
    シルデナフィル錠
    レビトラ
    レビトラジェネリック
    バルデナフィル錠
    シアリス
    シアリスジェネリック
    タダラフィル錠
    有効成分 シルデナフィル(シルデナフィルクエン酸塩 塩酸バルデナフィル水和物 タダラフィル
    錠剤の形状 【バイアグラ】 


    【シルデナフィル】
    【バルデナフィル】
    【シアリス】


    【タダラフィル】
    料金 【バイアグラ】
    ヴィアトリス製薬会社
    25mg:1,300円
    50mg:1,500円

    【シルデナフィル】
    25mgVI「FCI」:450円
    50mgVI「FCI」:900円
    50mgVI「トーワ」):1,000円
    【レビトラ】
    バイエル薬品株式会社
    国内販売終了

    【バルデナフィル】
    10mg「トーワ」「サワイ」:1,400円
    20mg「トーワ」「サワイ」:1,600円
    【シアリス】
    日本新薬株式会社
    10mg:1,700円
    20mg:1,800円

    【タダラフィル】
    10mgCI「トーワ」:1,300円
    10mgCI「サワイ」:1,400円
    20mgCI「トーワ」:1,400円
    20mgCI「サワイ」:1,500円
    効果開始時間 約30分~1時間 約30分 約1時間
    平均継続時間 4時間(25mg)
    5時間(50mg)
    4時間~5時間(10mg「トーワ」「サワイ」)
    7時間~9時間(20mg「トーワ」「サワイ」)
    24時間(10mg)
    36時間(20mg)
    食事の影響 ある程度あり 少ない ほとんどない
    副作用 弱い(25mg)
    強い(50mg)
    やや強い(10mg「トーワ」「サワイ」)
    強い(20mg「トーワ」「サワイ」)
    弱い
    特徴 ED治療のパイオニア。効果が早く出る。25mgより50mgのほうが効果が強い。 レビトラは現在販売中止になっており、ジェネリック版のバルデナフィルのみが流通している。バイアグラと比較して、副作用が少なく効果時間が長い。即効性がある。 ほかの薬と比較して、長時間効果が続く。食事の影響を受けにくい。副作用も発現率も少ない。

    各ED治療薬の詳細は以下のとおりです。

    ED治療薬バイアグラとは

    バイアグラ 国内正規品

    バイアグラ25mgと50mg

    ED治療薬としては一般的に広く知られており、愛用者も多い治療薬です。空腹時の服用が適切で、満腹時は効果が半減します。

    1998年にアメリカのファイザー株式会社より販売され、日本では1999年から流通しました。現在は、製造販売元はヴィアトリス製薬に移管されています。

    食事の影響食事の影響を受けやすい
    作用時間約5時間
    価格バイアグラ錠「ヴィアトリス」
    25mg(1錠):1,300円
    50mg(1錠):1,500円

    バイアグラの詳細はこちら

    ED治療薬シルデナフィルとは

    シルデナフィル(バイアグラジェネリック) 国内正規品

    シルデナフィル25mgと50mg

    ジェネリック医薬品「シルデナフィル(バイアグラジェネリック)です。バイアグラより安価にて処方しております。

    食事の影響食事の影響を受けやすい
    作用時間約5時間
    価格シルデナフィル錠VI「FCI」
    25mg(1錠):450円
    50mg(1錠):900円

    シルデナフィルOD錠VI「トーワ」
    (レモン風味、コーヒー風味)

    50mg(1錠):1,000円

    シルデナフィル(バイアグラジェネリック)の詳細はこちら

    ED治療薬バルデナフィルとは

    バルデナフィル (レビトラジェネリック) 国内正規品

    バルデナフィル10mgと20mg

    ジェネリック医薬品「バルデナフィル(レビトラジェネリック)」です。他のED治療薬と比べて即効性があります。

    食事の影響食事の影響を受けにくい
    作用時間約5~8時間
    価格バルデナフィル錠
    「トーワ・サワイ」

    10mg(1錠):1,400円
    20mg(1錠):1,600円

    バルデナフィルの詳細はこちら

    ED治療薬シアリスとは

    シアリス 国内正規品

    シアリス10mgと20mg

    有効時間が36時間あり、食事の影響も受けにくい自由度が高い治療薬です。自然な使用感で、3剤中、最も副作用が出にくいED治療薬です。

    食事の影響食事の影響をほぼ受けない
    作用時間約36時間
    価格シアリス錠「日本新薬」
    10mg(1錠):1,700円
    20mg(1錠):1,800円

    シアリスの詳細はこちら

    ED治療薬タダラフィルとは

    タダラフィル (シアリスジェネリック) 国内正規品

    タダラフィル10mgと20mg

    ジェネリック医薬品「タダラフィル(シアリスジェネリック)」です。おもな特徴はシアリスと同様ですが、シアリスより安価にて処方しております。

    食事の影響食事の影響をほぼ受けない
    作用時間約36時間
    価格タダラフィルOD錠CI 「トーワ」
    (レモン風味、ヨーグルト風味)

    10mg(1錠):1,300円
    20mg(1錠):1,400円

    タダラフィル錠CI「サワイ」
    10mg(1錠):1,400円
    20mg(1錠):1,500円

    タダラフィルの詳細はこちら

    ED治療薬は種類により特徴が異なるため、期待する効果が得られない場合は医師に相談のうえ、ほかのED治療薬を選びましょう。

    普段服用している薬や持病などで服用できない場合も、ほかに服用可能なED治療薬があるか医師に確認することをおすすめします。

    リブラクリニックでは、予約なしの診察を無料で受けられます。ED治療やED治療薬に関する悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

    ED治療薬のジェネリックとは?

    ED治療薬の特許期限が切れている場合は、他の製薬会社からジェネリックとして販売されています。日本で認可されている3種類のED治療薬は、いずれもジェネリックが販売されています。

    リブラクリニックでも、バイアグラジェネリックである「シルデナフィル」、レビトラジェネリックである「バルデナフィル」、シアリスジェネリックである「タダラフィル」を取り扱っています。

    ジェネリックは、開発費用が不要のため正規品よりも安く販売されている一方で、効果は正規品と変わりありません。

    ED治療薬と精力剤の違い

    ED治療薬は体の血流を良くすることで、性行為における勃起力をサポートするために開発された医薬品であり、精力剤は滋養強壮や性ホルモン分泌の促進などにより性的なパフォーマンスを向上させるための薬剤・食品の俗称です。

    男性機能はその日の体調やメンタルに影響を受けてしまうため、仕事で疲れているときや、日常生活で悩みを抱えているときは、ED治療薬を飲んでいてもうまく効果が出ないこともあります。

    そのような場合、ED治療薬と併用して精力剤を活用することで、滋養強壮による疲労回復や、パフォーマンスの向上が期待できるでしょう。 もし、ED治療薬を使用してもいまいち効果が得られないと感じている人は、まずは気軽にご相談ください。

    ED治療薬にある副作用のリスク

    ED治療薬は医師の処方により安全に利用できる医薬品です。ただし、医薬品である以上、副作用のリスクが存在することも知っておくべきでしょう。

    具体的には、頭痛、動悸、鼻づまりなどが起こる可能性があります。

    また、ED治療薬には血管を広げる効果があるため、顔のほてりや目の充血、鼻づまり、動悸、頭痛などがED治療薬の血管拡張作用に起因して表れる症状と考えられます。

    ED治療薬の副作用はすべての方に発生するわけではなく、症状が出たとしても多くの場合は軽度かつ一時的なものです。

    また、こうした副作用は、ED治療薬の効果が切れると同時に治まることが多いようです。頭痛や鼻づまりがひどい場合は、市販の頭痛薬や点鼻薬を使って症状を緩和することもできます。

    ただし、自身の健康状態や使用している薬によっては使用を避けたほうが良い場合もあるため、不明点があれば事前に医師に相談しましょう。

    ED治療薬の副作用に関する詳細はこちら

    ED(勃起障害)とは

    改めて、ED(勃起障害)とはどのような症状を指すのか、確認していきましょう。

    EDとは満足な性行為が行なえない状態のこと

    EDとは英語の「Erectile Dysfunction」の略で、勃起機能の低下を意味します。「インポテンツ」とも呼ばれます。

    EDの判定にはIIEF(International Index of Erectile Function:国際勃起機能スコア)に基づいて策定された問診票が使われています。セルフチェックにも使えるので、以下の流れで確認してみてください。

    下表を用いて、直近6ヵ月の状態にあてはまる点数を加点していきます。合計点数が21点以下の場合はEDが疑われます。

    Q1.勃起を維持する自信の程度はどれくらいありましたか?

    ※この表はスクロールできます
    点数0点数1点数2点数3点数4点数5
    非常に低い低い普通高い非常に高い

    Q2.性的刺激による勃起の場合、何回挿入が可能な勃起の硬さになりましたか?

    ※この表はスクロールできます
    点数0点数1点数2点数3点数4点数5
    性的刺激1度もなしまったくなし、またはほとんどなしたまに(半分以下)時々(半分くらい)大方毎回(半分以上)毎日またはほぼ毎回

    Q3.性交中、挿入後何回勃起を維持することができましたか?

    ※この表はスクロールできます
    点数0点数1点数2点数3点数4点数5
    性的刺激1度もなしまったくなし、またはほとんどなしたまに(半分以下)時々(半分くらい)大方毎回(半分以上)毎日またはほぼ毎回

    Q4.性交中、性交を終了するまで勃起を維持するのにどれくらい困難でしたか?

    ※この表はスクロールできます
    点数0点数1点数2点数3点数4点数5
    性的刺激1度もなしほとんど困難かなり困難困難やや困難困難でない

    Q5.性交を試みたときに、何回満足に性交ができましたか?

    ※この表はスクロールできます
    点数0点数1点数2点数3点数4点数5
    性的刺激1度もなしまったくなし、またはほとんどなしたまに(半分以下)時々(半分くらい)大方毎回(半分以上)毎日またはほぼ毎回

    合計点数をもとに上の画像を確認すると、重症度をある程度把握できます。

    ただし、この指標はあくまで目安です。IIEFで気になる点数が出た場合は、一度診察を受けたほうがよいでしょう。

    EDには「原発性ED」と「後発性ED」がある

    EDの種類として挙げられるのは、今までに勃起をしたことがない「原発性ED」と、あるときを境にEDになった「後発性ED」の2つです。

    後発性EDは加齢による発生が多く、アメリカでは40~70歳の男性の約50%が発症しているといわれています。

    なお、加齢によるEDは、治療で改善できる可能性があります。

    EDのメカニズムの詳細はこちら

    EDには4種類の原因がある

    勃起は、性的刺激や脳からの信号により、陰茎に向かう神経がペニスの静脈の平滑筋を緩め、血管が拡張し血液がたまることで発生します。

    そしてEDは、以下に挙げる項目などがきっかけとなり、勃起のプロセスが阻害されて発生する症状です。

    • 身体的なものや精神的なもの(ストレス、疲れ、プレッシャー)
    • 糖尿病、高血圧症などの病気
    • 喫煙、飲酒などの生活習慣
    • 加齢、更年期障害
    • 前立腺がんや膀胱がん治療の影響 EDの治療を行なう際は、まず原因を明らかにすることが大切です

    EDの原因は大きく4つに分けられるため、それぞれについて解説します。

    器質性ED

    器質性EDとは、身体的な原因により、物理的に勃起が阻害されていることを指します。器質的EDはさらに、血管障害によるもの・神経障害によるもの・内分泌機能低下によるものの3つに分けられます。

    血管障害は、血管が十分に拡張できず、陰茎に十分な血液を送り込めない状態です。

    加齢による動脈硬化や、糖尿病・高血圧・高脂血症などの生活習慣病との合併がおもな原因です。

    その他、外科的手術や事故などにより、陰茎につながる血管が損傷した場合でも発生します。

    神経障害が起こると、陰茎の静脈が緩められなくなりEDが発生します。これはてんかんや脳卒中、パーキンソン病、多発性硬化症などといった疾患によっても引き起こされます。

    神経障害も血管障害と同様に、外科手術や事故などで神経が損傷して発生することがあります。

    男性ホルモン(テストステロン)をはじめとする内分泌機能の低下も、勃起能力が低下する原因です。

    テストステロンは30代から徐々に分泌量が低下するため、40~50代で内分泌機能低下による器質性EDが見られるようになります。

    加齢のほか、ストレスや喫煙、飲酒なども内分泌機能低下の原因です。

    機能性ED

    機能性EDとは、心理的・精神的な問題が原因のEDのことです。精神疾患・ストレス・トラウマなどがおもな原因のため、心因性EDとも呼ばれます。

    EDの原因となりうる精神疾患として考えられるのは、うつ病や統合失調症、アルコール依存症、薬物依存症などです。

    精神疾患の治療薬が原因となることもありますが、これはのちほど解説する薬剤性EDに該当します。

    ストレスが原因の場合は、性行為とは直結しない心理が原因となることもあります。

    さらに、心の奥底にあるトラウマが原因の場合、本人が無意識のこともあるため、ストレスよりも治療が複雑になるケースが少なくありません。

    機能性EDを治療する際は、パートナーに対する安心感や信頼感、尊敬により心が結ばれることが大切です。

    パートナーに心の内を打ち明けて、二人三脚でED治療に取り組むことが望ましいでしょう。

    混合性ED

    混合性EDは、器質性EDと機能性EDが混在しているものです。

    器質性EDと機能性EDが同時に発生するというよりも、体の不調によりEDが発生したことがストレスとなり、機能性EDを併発するケースが多く見られます。

    混合性EDは、50~60代に多いといわれています。混合性EDの治療は、器質性EDの原因となる病気の治療をしながら、精神的なケアも行なうことが必要です。

    薬剤性ED

    薬剤性EDは、病気の治療のために服用している薬が原因で発生するものです。

    抗うつ剤・向精神薬・睡眠薬・降圧剤・高脂血症治療薬・胃潰瘍治療薬などで、発生しやすいといわれています。

    例えば、抗うつ薬にはセロトニンの濃度を増加させる作用があり、これによりノルアドレナリン系神経が抑制されて、性機能が抑えられる場合があります。

    また、向精神薬のなかには、性欲の低下をもたらす「高プロラクチン血症」を起こしやすいものも。

    薬剤性EDは、薬の中止や減量、他の薬への変更で改善される可能性があります。薬剤性EDが疑われる場合は、早めに専門医へ相談しましょう。

    ED治療薬は原因にあわせて飲むことが大事!

    一口にEDといっても、さまざまな原因が考えられます。したがってED治療は、その人が抱える悩みやEDの症状によって、適切なED治療薬を利用することが大切です。

    症状別のED治療薬の使い分けとして、次のような例が考えられます。

    症状ED治療薬
    認知度が高いものを使いたいバイアグラ
    シルデナフィル(バイアグラジェネリック)
    即効性に優れたものを使いたいレビトラ
    バルデナフィル(レビトラジェネリック)
    食事の影響を受けにくく、長時間効果があるものを使いたいシアリス
    タダラフィル(シアリスジェネリック)
    副作用が少ないものを使いたいシアリス
    タダラフィル(シアリスジェネリック)
    妊活に使いたい(食事の影響が少ないもの)シアリス
    タダラフィル(シアリスジェネリック)

    ただし、これらの使い分けは自己判断で行なってはいけません。必ず医師の診断を受けて、処方してもらいましょう。

    ED治療薬の効果は個人差がある

    ED治療薬は種類によって効果が異なりますが、同じ薬であっても、人によって効果が強く出たり、逆に効果が弱かったりする場合があります。

    効果と同様に、副作用も人によってどの程度出るかわかりません。そのため、少ない量で複数のED治療薬を飲み比べ、自分の体質に合ったものを探すことも大切です。

    ED治療薬の作用機序について

    ED治療薬が、どのように作用しているのか解説します。ED治療薬は「PDE5阻害薬」がおもな成分です。

    PDE5(ホスホジエステラーゼ5)とは陰茎海綿体に多く存在する酵素で、PDE5が活発になりすぎると陰茎静脈の平滑筋が緊張します。静脈が緊張して血液が流れ込みにくくなることにより、勃起機能が低下するのです。

    PDE5阻害薬は、PDE5の活動を妨げることで血管拡張作用をもたらします。結果として陰茎にも血液が流れ込みやすくなり、勃起しやすい状態になります。

    ED治療薬が服用できない人

    健康状態や服用中の薬などによっては、ED治療薬が使えない場合もあります。

    また、ED治療薬の投与を避けるべきと医師が判断した場合は服用できません。例えば、以下のような例が挙げられます。

    • ED治療薬併用禁忌となっている薬を服用している方
    • 心筋梗塞(最近3ヵ月)や脳梗塞・脳出血(最近6ヵ月)の既往歴がある方
    • 重度の肝障害がある方
    • 網膜色素変性症の方
    • 不整脈や低血圧・高血圧など心血管系の障害を持つ方
    • 20歳未満の方  など

    これ以外にも、併用禁忌ではないが併用に注意を要する薬などもあり、個々の状況によって判断が必要です。

    そのため、ED治療薬を使用する際は、自身の健康状態や服用中の薬について、事前に医師に十分相談しましょう。

    ED治療はどのタイミングから始めるべき?

    ED治療を始めるタイミングは、完全に勃起が起こらなくなったときだと思っている方が多いかもしれません。

    また、男性は自身の性的機能に関する問題について口に出しにくいため、受診をためらうことがあります。

    しかし、症状を放置することは問題を悪化させることにつながりかねません。できるだけ早期の段階で医師に相談することが重要です。

    具体的には、たまに勃起が起こらなかったり、性交の途中で萎えてしまったりする程度のケースでも、EDとして治療が必要といえるでしょう。

    このような、症状が軽い段階や初めて表れた段階で医師に相談すれば、EDの悪化を防げる可能性が高まります。

    また、EDは高血圧や動脈硬化などのリスク因子とも関連していることがあります。早期に医師に相談することで、これらの疾患の予防や早期発見にもつながるのです。

    以上のことから、気になる兆候があれば、症状が軽度であっても一度医師に相談をおすすめします。

    ED治療薬を飲む際の注意点

    ED治療薬を飲む際には、次の2つに注意しましょう。

    ED治療薬と他の薬の飲み合わせに注意

    ED治療薬には、「この成分が含まれている薬との併用は厳禁」とされているものがあります。

    特に、狭心症や心筋梗塞、不整脈などの症状がある方は、ED治療薬との併用により血圧が下がりすぎることがあるため、注意しなくてはなりません。

    EDの診察を受ける際には、基礎疾患について必ず医師に伝えておきましょう。

    このように、薬の飲み合わせによっては、非常に危険な状態に陥る場合があります。そのため、ED治療薬は通販で購入するのではなく、医師の診断のもと処方してもらうことが大切です。

    ED治療薬と併用禁忌薬の詳細はこちら

    ED治療薬の偽物に注意

    前述のように、ED治療薬には飲み合わせが禁止されている薬もあるため、本来は医師の処方箋がなければ購入できません。

    しかし、実際にはインターネットなどの通販で、ED治療薬と称するものが販売されています。

    通販で販売されているED治療薬は、日本の医薬品医療機器等法による安全性の確認がされていません。

    さらに、これらのなかには、ED治療薬と偽ったものを販売しているケースもあります。過去の調査では、インターネットで購入できるED治療薬の40%が偽物である、という結果も出ています。

    通販で購入できるED治療薬を使って副作用などが起きた場合は、医薬品副作用被害救済制度は適用されません。

    このような被害を避けるためにも、ED治療薬を購入する際は、必ず医師に処方してもらいましょう。

    ED治療薬は「不妊治療目的以外」では保険適用されない

    ED治療薬は、基本的に保険が適用されません。唯一適用されるのは、不妊治療目的の場合です。

    この場合は「勃起不全による男性不妊」と診断されることが必要で、簡単には認められません。これ以外の場合はすべて自費診療となるため、注意が必要です。

    ED治療薬の保険適用について詳細はこちら

    ED治療薬に関するQ&A

    ED治療薬に関して、よくある質問と答えをまとめました。ED治療薬について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

    性行為のどれくらい前にED治療薬を飲めばいいですか?

    ED治療薬は、服用してから30~60分で効果が表れるため、性行為の約1時間前に服用するのが最も良いとされています。また、有効成分は空腹時のほうが取り込まれやすいでしょう。

    逆に、食べすぎた場合や脂っこい食事を摂ったあとは、吸収が悪くなることがあります。腸に膜ができて薬の吸収が妨げられるため、食後に飲む場合は、食後2時間を目安に服用しましょう。

    特に、バイアグラは食事の影響を受けやすいため注意してください。

    お酒を飲んだあと(前)にED治療薬を飲んでもいいですか?

    お酒にはリラックス効果があるため、精神的な問題によって起きる機能性EDに対しては、良い効果がもたらされることもあります。

    しかし、基本的にお酒とED治療薬の相性は良くありません。効果が弱くなる可能性や、バイアグラの血管拡張作用によってお酒の回りが早くなり、酔いがひどくなるおそれもあります。

    そもそも、過度の飲酒は勃起機能の低下につながります。したがって、過度のお酒は控え、ED治療薬を飲む前後1時間はお酒を飲まないようにしたほうがよいでしょう。

    ED治療薬には危険性や依存性があるって本当?

    インターネットの一部などで、「ED治療薬を一度飲んだら依存症になる」「ED治療薬は心臓に負担をかける」などといった噂があります。

    しかし、ED治療薬に身体的な依存はありません。ちなみに、ED治療薬を飲むだけで勃起することはなく、性的に興奮したり、性欲が増進したりすることもありません。

    ED治療薬は一部の薬との併用が禁止されていますが、基本的には体の血流を良くするための薬です。血流が良くなって心臓に負担がかかったとしても、軽い運動を行なったのと同程度です。

    具体的には、階段で1階から3階まで早歩きで上がる程度といわれています。この程度の運動であれば日常的に行なっている人が多いため、心臓の負担になることはないでしょう。

    心臓の持病があって不安を感じた場合は、診察の際に医師に相談してください。

    ED治療薬で早漏は治りますか?

    ある研究によると、バルデナフィル(レビトラジェネリック)を服用することで、挿入時間が伸びたという結果が出ています。ただし、そのメカニズムは解明されていません。

    一説には、ED治療薬によって自信が生まれることで心理的に楽になり、それが早漏改善に作用するのではともいわれています。

    あくまでもED治療薬は勃起障害を改善するためのものであり、早漏を改善する目的のものではありません。ED治療によって早漏にもプラスの効果をもたらす可能性はありますが、早漏のために処方するものではない点は認識しておきましょう。

    ED治療薬を飲まなくなったら効果はなくなりますか?

    ED治療薬は勃起障害を一時的に改善するものであり、根本的な原因を治療するものではありません。

    ED治療薬は、性的な刺激を受けた際に血液の流れを増加させ、勃起を助けるためのものです。通常、性行為などの前に服用され、効果は数時間から最大で36時間ほど続きます。

    効果時間が切れると勃起のサポート効果がなくなるため、ED治療薬を飲まなくなると効果がなくなるといえるでしょう。

    ただし、ED治療薬を使用することで自信を取り戻し、性的な自己満足度を高められることから、症状が改善することもあります。

    リブラクリニックのED治療への考え方

    ED治療に一歩を踏み出せない方のなかには、勃起力の検査や陰茎の診察など、受診で恥ずかしい思いをするのではないかと危惧している方も少なくないでしょう。

    しかし、実際の診察は多くの方が心配するような内容ではありません。

    問診によって生活にひそむEDの根本原因を探ったり、患者さんごとに最適な治療方法を指導したりすることがメインとなります。

    リブラクリニックでは、診察で下着を下ろすようなことは一切ありませんので、安心して受診していただけます。

    また、リブラクリニックでは、治療薬に頼るだけでなく、EDの根本原因を探ることに重点を置いています。

    EDはさまざまな要因によって引き起こされる可能性があるため、薬による単なる症状改善だけでなく、その背後にある問題を解決することが重要です。

    患者さんごとの状況に合わせた治療プランや生活の改善点を提供し、EDの根本的な改善を目指しますので、少しでもお悩みの方は当院にご相談ください。

    まとめ

    EDとは、さまざまな原因により勃起機能が十分に維持できず、満足な性行為が行なえなくなることです。

    ED治療薬といえばバイアグラが有名ですが、その他の国内正規品としてシアリスがあり(レビトラに関してはジェネリックのみ)、その他国内正規品のジェネリック医薬品も用意されています。

    ED治療薬は効果や副作用に個人差があるため、それぞれの症状などに合わせて処方する必要があります。

    インターネットなどでも購入できますが、国内で認可されていない薬や偽物の可能性が高いため、医師に処方してもらうようにしましょう。

    EDが気になる方は、オンライン処方も可能なリブラクリニックまでぜひお気軽にご相談ください。

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