海外製のフィナステリドは医師処方薬でも危険?偽造品リスクと安全な治療法を解説【医師監修】
本記事はAGA治療の専門医院として23年以上の実績がある、リブラクリニックが制作したものです。
※海外製のフィナステリド(フィンペシア、フィナロイドなど)は当院では処方しておりません。
AGA治療は年単位で続けることが推奨されるため、少しでも薬代を抑えたいというのは当然の考えでしょう。
しかし、個人輸入や一部クリニックで処方される海外製のフィナステリドには、偽造品や品質劣化、副作用時に公的救済を受けられないといったリスクがあります。
本記事では海外製のリスクと、安全かつ低価格で治療を続ける方法を解説します。
- 海外製未承認薬には偽造品や品質劣化の可能性があり、クリニック処方でも同様のリスクがある
- 海外製未承認薬で重い副作用が出ても国の救済制度は使えず、治療費が全額自己負担となる
- リブラクリニックのオンライン診療なら国内承認のジェネリックを通院の手間なく適正価格で入手できる
この記事の監修者
甲斐沼 明(かいぬま あきら)
前任の日髙士郎先生からの要望を受け、令和7年12月よりリブラクリニック目黒院院長に就任。長年の臨床経験を活かし、ED治療・AGA治療に取り組む。
海外製のフィナステリドを選ぶ前に知っておくべき重大なリスク
「みんな買っているから大丈夫だろう」
「自分だけは副作用なんて出ない」
という考えは、医薬品の世界では危険です。
海外製のフィナステリドには、個人輸入であれクリニックでの処方であれ、見過ごせない3つのリスクがあります。
厚生労働省も警告する偽造品混入の実態とは
ネットで購入できる海外製医薬品には、多くの偽造品が含まれている実情があり、世界保健機関(WHO)や日本の厚生労働省は繰り返し警鐘を鳴らしています。
事実、製薬4社(ファイザー、バイエル薬品、日本新薬、日本イーライリリー)が2016年に実施したED治療薬の調査では、約4割が偽造品でした。
参考:<偽造ED治療薬4社合同調査結果>インターネットで入手したED治療薬の約4割が偽造品
これらは不衛生な地下工場で製造され、精巧なパッケージで本物に見せかけています。特に問題なのは以下の2点です。
有効成分が入っていない偽薬
小麦粉やデンプンを固めただけの錠剤です。服用し続けても効果がないため、AGAの進行は止まりません。「薬を飲んでいるのに薄毛が進む」という状況を招き、治療できたはずの毛根を失うことになります。
参考:Substandard and falsified medical products|WHO(世界保健機関)
有害物質の混入
過去の摘発事例では、錠剤の色を似せるために道路用塗料が使われていたり、結合剤としてワックスが混入していたり、殺鼠剤や重金属が含まれていたケースも報告されています。
これらはすぐに症状が出なくても、体内に蓄積され、数年後に深刻な健康被害を引き起こす可能性があります。
参考:5 Kinds Of Poisons Found In Counterfeit Drugs – Partnership for Safe Medicines
高温・多湿の輸送ルートで薬の効果が失われる可能性がある
医薬品は熱や光、湿度に非常に敏感な化学物質です。日本国内の医薬品流通では、工場からクリニックに届くまで、厳格な温度管理が徹底されています。
一方、海外製医薬品の輸送ルートは不透明です。
- 赤道直下のコンテナ船: コスト削減のために船便が使われる場合、コンテナ内部は高温環境にさらされる可能性があります。
- 炎天下の空港倉庫: 通関待ちの間、空調のない倉庫に数日間放置されることも珍しくありません。
そもそも医薬品は、一般的に高温多湿の環境で品質が劣化する可能性があります。
フィナステリドも「室温保存」「直射日光・高温多湿を避ける」ことが添付文書で指示されており、不適切な輸送環境では品質が低下するリスクがあります。
届いた時点で、外見は普通でも中身は効力を失っている可能性があるのです。当然、個人輸入に品質保証はなく、返品・交換もできません。
なお、一部のクリニックが海外から仕入れて処方する薬も、同様の輸送ルートを経由している可能性があります。「クリニックで処方されたから安心」とは限らない点に注意が必要です。
国内承認薬と海外製医薬品の決定的な違いを徹底解説
「フィナステリドという成分名が同じなら、効果も同じはずだ」という考えは、ジェネリック医薬品の仕組みを誤解しています。
日本国内で承認された薬と、海外の未承認薬の間には、品質と安全性の保証に大きな差があります。
【比較表】国内承認薬と海外未承認薬はここが違う
| 比較項目 | 国内承認薬(リブラクリニック処方薬など) | 海外未承認薬(個人輸入・一部クリニック処方) |
|---|---|---|
| 成分・含有量 | 1mg(厳格な規格適合) | バラつきあり(成分量不足や過多) |
| 添加物・製法 | 厚労省認可の添加物を使用 | 海外基準(品質が不明) |
| 品質管理(GMP) | 国際基準(PIC/S)に準拠したGMP | 不明(劣悪な環境の可能性あり) |
| 臨床試験 | 日本人対象の治験データあり | 日本人データなし(予期せぬリスク) |
| 公的救済制度 | 適用対象(医療費給付あり) | 適用対象外(全額自己負担) |
| 入手経路 | 医師の診断・処方 | 個人輸入代行業者・一部クリニック |
国内承認薬は日本人への有効性と安全性が保証されている
国内で正規に承認されたフィナステリド錠(プロペシアおよびその正規ジェネリック)は、承認申請の段階で「日本人男性を対象とした臨床試験」のデータ提出が義務付けられています。
これにより、日本人の体格や代謝機能において、適切な効果と安全性が発揮されることが科学的に確認されています。
一方、フィンペシア(インド製)やフィナロイド(フィリピン製)などは、現地の基準で作られており、日本人における安全性データは存在しません。
人種によって薬の効きやすさや副作用の出方は異なるため、海外で安全とされていても、日本人に安全とは限りません。
品質管理基準(GMP)に差がある
日本の医薬品製造工場は、国際基準であるPIC/S(医薬品査察協定)に準拠した厳格なGMP(医薬品の製造管理及び品質管理の基準)をクリアしています。
具体的には、以下のような管理が徹底されています。
- 空調管理による微粒子の排除
- 虫や髪の毛の混入を防ぐ厳重な衛生管理
- 製造ロットごとの詳細な記録と保管
一方、海外のジェネリック工場の中には、衛生環境が不十分で、製造ラインの洗浄不足による他剤の混入リスクがある施設も存在します。
国内承認薬であれば、このような厳格な管理のもとで製造されていることが保証されます。
医薬品副作用被害救済制度が適用されない経済的デメリット
薬代を節約できても、副作用が起きれば医療費は全額自己負担。これが海外製の最大の落とし穴です。
日本には万が一の健康被害を救う公的な救済制度がある
日本には、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が運営する『医薬品副作用被害救済制度』があります。
これは、病院で処方された正規の医薬品を正しく使用したにもかかわらず、入院が必要な程度の副作用が生じた場合、国が以下の費用を補償してくれる制度です。
- 医療費: 副作用の治療にかかった医療費の自己負担分を給付
- 医療手当: 入院・通院に応じた定額給付
- 障害年金: 副作用で障害が残った場合の生活補償
フィナステリドは比較的安全な薬ですが、ごくまれに重い肝機能障害などが報告されています。国内承認薬を服用していれば、万が一の事態でもこの制度により、経済的な負担を軽減できます。
『医薬品副作用被害救済制度』について詳しくは下記サイトをご覧ください。
医薬品副作用被害救済制度 | 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
個人輸入薬では治療費が全額自己負担になる
個人輸入した海外製医薬品で副作用が起きた場合、この救済制度は一切適用されません。すべてが自己責任となります。
重要なのは、クリニックで処方された場合でもその薬が国内未承認の海外製であれば、救済制度の対象外となる可能性があることです。「医師に処方されたから大丈夫」という思い込みは危険です。
薬代を節約できたとしても、万が一のときは治療費が全額自己負担となります。「保険料込みの安心価格」として国内薬を選ぶのが、賢い選択です。
安く安全にAGA治療を続けるなら、リブラクリニックのオンライン診療
安全性は譲れない、でもコストは抑えたい。この両方を叶える最適な方法が、国内承認ジェネリック医薬品をオンライン診療で入手することです。
一部のオンラインクリニックが海外製の未承認薬を処方しているのとは異なり、リブラクリニックは国内承認薬のみを取り扱っています。
国内承認ジェネリックなら「安心」と「低価格」を両立できる
リブラクリニックでは、厚生労働省の承認を受けた国内正規品のフィナステリド錠(トーワ、FCI、ヴィアトリス)を採用しています。
これらは先発薬プロペシアと同じ有効成分、同じ効果を持ちながら、特許切れにより開発費が抑えられているため安価です。
| 当院取扱フィナステリド錠 | 価格 |
|---|---|
| フィナステリド錠1mg「トーワ」(東和薬品株式会社) | 1ボトル(30錠入):4,300円 5ボトル(150錠入):20,000円 ※1ボトルあたり4,000円 |
| フィナステリド錠1mg「FCI」(富士化学工業株式会社) | 1箱(28錠入):4,300円 5箱(140錠入):20,000円 ※1箱あたり4,000円 |
| フィナステリド錠1mg「VTRS」(ヴィアトリス製薬合同会社) | 1箱(28錠入)4,900円 5箱(140錠入)23,500円(1箱あたり4,700円) |
当院では初診、再診ともに診察料は無料のため、薬代(オンライン診療の場合はプラス送料)以外の余計な費用はかかりません。
通院不要でスマホだけで診療が完結する
リブラクリニックのオンライン診療なら、通院のための交通費や移動時間はゼロです。
- Web予約: 当院のオンライン診療予約フォームから、ご希望の日時を選択して予約してください。
- 電話診察: 予約時間になると、医師からお電話を差し上げます。リラックスできる環境でお待ちください。
- 処方・決済: 診察の結果、問題がなければお薬が処方されます。クレジットカード、銀行振込、代金引換のいずれかで決済を行います。
- 配送: 決済確認後、お薬をご指定の住所へ発送します。
海外製フィナステリドに関するよくある質問と医師の回答
Q. クリニックで処方された薬なら安心ですか?
A. クリニックによって異なります。一部のオンラインクリニックでは、医師が海外から個人輸入した未承認薬を処方しているケースがあります。
「ED薬V」「AGA薬F」のように、正式な薬品名ではなくアルファベットや記号で表記されている場合は注意が必要です。処方される薬が「国内承認薬」かどうか、具体的な製品名を確認することが重要です。
Q. フィンペシアやフィナロイドは効果がないのですか?
A. 本物であれば効果はありますが、それを確認する方法がありません。成分が含まれていれば効果はありますが、ネットで流通するED治療薬の約4割が偽造品という調査結果があり、AGA治療薬も同様のリスクがあります。
また、保管状態が悪く劣化している可能性もあります。「効くか効かないか」というギャンブルを自分の体で行うことになります。国内承認薬なら、100%の成分保証があります。
Q. 個人輸入代行サイトで購入することは違法ですか?
A. 購入自体は個人使用に限り違法ではありませんが、リスクはすべて自己責任です。法的には処罰されませんが、厚生労働省は強く注意を呼びかけています。
なお、輸入した薬を友人に譲ったり、フリマアプリで転売したりすることは法律違反となり、処罰の対象になります。
Q. 国内製でも副作用が起きることはありますか?
A. 医薬品である以上リスクはゼロではありませんが、医師と国の制度があなたを守ってくれます。フィナステリドには1〜5%未満の確率で性欲減退、1%未満の確率で勃起不全などが報告されています。
しかし、国内承認薬であれば医師がすぐに減薬・休薬の指示を出せますし、重い副作用が出た場合は救済制度が適用されます。この「守られた環境」があるかどうかが、海外製との決定的な違いです。
まとめ
AGA治療のゴールは「髪を生やして自信を取り戻し、生活の質を高めること」です。
目先の安さに惹かれて出所不明の海外製薬に手を出し、健康を害したり、偽物をつかまされて薄毛が進行してしまったりしては本末転倒です。
個人輸入だけでなく、クリニックで処方される薬であっても、海外製の未承認薬には同様のリスクがあることを忘れないでください。
「国内承認薬(ジェネリック)×オンライン診療」が最も賢く安全で、経済的にも合理的なAGA治療の方法です。
当院リブラクリニックで医師のサポートのもと、安心できる発毛治療を今すぐ始めてみませんか。
当院で取扱の薬品
当院では国内正規品のオルガノン株式会社のプロペシア錠を処方しております。処方や服用方法に関して詳しくは下記ページをご覧ください。
プロペシア(フィナステリド)とは?効果・副作用・費用から注意点まで専門医が徹底解説【医師監修】
また、フィナステリド錠(プロペシアジェネリック)も取り扱いしております。処方や服用方法に関して詳しくは下記ページをご覧ください。
当院で取扱のプロペシアジェネリック(フィナステリド錠)(東和薬品株式会社/富士化学工業株式会社/ヴィアトリス製薬合同会社)
当院では電話での問診にてオンライン診療を実施しております。来院不要でかかる費用はお薬代と送料のみですので、お気軽にご相談ください。
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